雪原と青い海
February 11, 2024
北海道の北に位置する浜頓別町はオホーツク海沿いにあって、冬になると流氷を見ることができる。ただ近年は温暖化のせいか、流氷で覆われた海を見ることが少ない。流氷は風向きの影響を強く受ける。東風が吹けば流氷は岸に寄るし、西風や南風が吹けばあっという間に海の沖へと流氷は流れていく。
陸から流氷を見たい、という人がいた時、私は同じくオホーツク海沿いの斜里町の海岸をお勧めする。斜里町には知床半島があり、それが流氷を陸側に繋ぎ止める役割をしている。
西風が吹くと流氷は陸から離れるが、斜里の海岸では知床半島がつっかえとなって、ちょっと西風が吹いてもあっという間に流氷がいなくなったりしない。
知床半島は流氷を捕まえる役割をしている。
写真は浜頓別の頓別漁港から見た厳冬のオホーツク海。この日、流氷がいないのはわかっていたけれど、白い雪で覆われた浜の向こうに見える青い海が見たくて、歩いて見に行ってきた。
やっぱり最高だった。
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