写真が持つ気迫のようなもの
展覧会に行くと、タイトルや解説、コンセプト等のテキストがあると、見る側にとってはより作品を見るためのものとなる。なりすぎて、肝心の作品を見ずにテキストを読んで安心してしまいがちだったりする。
テキストが一切ない場合、サシで作品と向き合う感じになる。
そこにものすごく気迫を感じられる作品、写真群があった。これはなんだ、動揺する。写真はその場の様子を映している。なのになぜかただならないというか、なんなのか。
おそらく、その人の何十年もの時間の蓄積が、その土地、場所を見るというよりも全身をぶつけているように撮っているからなのかと思った。
言葉では伝えきれない写真。
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