砂金堀り(浜頓別町ウソタンナイ)
July 15, 2017 ウソタンナイ(川), 浜頓別 向かって左:砂金、右:金雲母
浜頓別町ウソタンでは明治30年代にゴールドラッシュがあり、砂金でとても賑わった歴史がある。砂金は昭和初期まで掘られた。今はウソタンナイ砂金採掘り公園があり、そこで砂金堀り体験をすることができる。砂金は今も取る事が出来て、運が良ければ砂の中から砂金に出会う事が出来て、しかもお持ち帰りが出来る。詳細は次のページに。
http://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/sightSeeingEvent/index_usotan.phtml
去年あたりから砂金堀りについての本を数冊読んできた事もあって、改めて少しでも歴史を感じたいと思い、水槽堀りではなく川堀りを希望した。川に入り、鍬に似たカッチャで川底を引っ掻き、小石混じりの砂をゆり板の上にあげる。これだけでもなかなか普段パソコンの前で仕事をしている人間には重労働で、一瞬無理と思ったが砂金堀りの歴史を思い出し、砂金堀りインストラクターさんにも教えてもらっているのだからと、心してカッチャを動かす。
たくましい作業のようで、砂金のための繊細な作業もあり奥が深いことを感じ取れる。ゆり板を川の中で動かす作業はもはや究極のエクササイズだ。それでも砂金を見つけるため、という思いと、きれいな川の流れに癒されて体のきつさは我慢可能、もくもくと作業する。
ゆり板の上の小石が少なくなって、砂の割合が増えた頃、きらっと光る物を見つけた。
「金でしょうか!」
インストラクターさんにお伺いをたてると金雲母とのこと。白雲母、黒雲母は見た事があったが、そうか金雲母もあるのかーとしみじみ。気持ち新たに2回目の作業に入る。ふと、また金雲母と同じくらいの光る物を発見。
「金雲母でしょうか?」
と控えめにお伺いを立てたところ
「金ですよ!本物ですよ!」
とお言葉をいただきました。
すでに体も限界なので、これにて今回の砂金堀り体験は終了。「砂金堀りを体験する」が今回のメインでしたが、実際に砂金もゲットできて満足この上ないです。丁寧に砂金の掘り方を教えてくれたインストラクターさんに感謝です。それからゴールドハウスのスタッフの皆様にも。今も砂金堀りを体験できることに感謝です。貴重な今に続く歴史を体験させてもらえるなんて最高です。
砂金堀りの様子の写真はまったく撮る間がありませんでした。
これも来年の宿題。
下の写真は去年撮影したウソタンナイ