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鉄路(札幌ー釧路ー知床斜里ー網走ー旭川経由ー札幌)


February 25, 2017

「釧路ー標茶(しべちゃ)間」を汽車で高校へ通っていた友達がいたという話を知人から聞いて、その車窓からどんな景色が見えるのが気になっていた。原野を突っ切るローカル線、車両は一両でボックスシート。それが毎日の事。今はない浜頓別・天北線(てんぽくせん)の面影を感じた。 釧網線(せんもうせん)にいつか乗ることは決めていたので、斜里へ流氷を見に行くルートは札幌ー釧路ー知床斜里とした。せっかくだから知床斜里ー網走間も乗って、網走から札幌は旭川経由で駅員さんに切符をお願いしたら「片道乗車になります」と言われ思わず聞きなおす。確かに片道だ。道東をぐるっと回って札幌に帰ってくる。この切符、スタートの札幌駅の自動改札ではじかれるので、横の駅員さんに見せて改札に入る。切符を見せるたびに駅員さんたちが「ん?」となる切符だったので記念にもらってきた。

釧路ー標茶間では運よくタンチョウの愛のダンスを見れたり、エゾ鹿が頻繁に線路にでるのか、汽車は何度も止まっては汽笛をならして鹿を避けていた。土曜日の昼に釧路駅から乗ったが、釧路駅を出て次の駅くらいで何人か中学生が乗って、小学生も1人乗ってきた。一両の車両内は観光客で占領されていて、学生達はデッキか客室内で立つか。目の前にいた小学生3年生くらいの男の子が座れない状況にこの世の終わりのような表情だったのでさすがに席を譲った。 写真は窓の景色ばかり撮ってたけれど、デッキの学生達も撮れば良かったなと思う。これは次回。

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