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浜頓別町154番地


 浜頓別に住んだ事がある多くの人が一度は耳にしたはずの「浜頓別町154番地」。町の中のかなりの人が154番地。なぜにと思いつつ、あまり疑問に思わなかった学生の頃。  浜頓別町の基礎を築いたと言われる、菅野榮助翁の功績をたどると154番地の由来が分かります。154番地は翁が牧場経営を目的として開拓した土地でした。その後、鉄道(旧天北線)がくるとき、当初クッチャロ湖の西側を線路が通る計画がされていましたが、それでは頓別(現:浜頓別)の発展はないということで、154番地を売って資金にし、クッチャロ湖の東側に線路を通すよう、札幌へ東京へ出向き陳情を重ねに重ね、皆さんの記憶に残っている浜頓別駅、旧天北線となったということです。かなり概要だけをここに書きました。写真は浜頓別町役場に併設されている町民ホールにある翁のプレートです。  同じく町民ホールでは展示がされているようで、私が行ったときは次回展示調整中でした。展示準備中のを勝手に見てきましたが、土器や鏃が並んでいました。縄文時代の遺跡と聞くとクッチャロ湖畔の「日の出」をまっさきに思い浮かべますが、海岸よりのベニヤ遺跡、ブタウス遺跡からの出土品も展示されていて、展示が完成した状態で見れたらと思います。

 雪景色の写真はバスターミナルから「駅前」です。

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